一番の問題は俺自身

 それよりも一番の問題は俺自身だ。俺は彼にどんな立場で話をすれば良いのだろうか。今の俺は疑惑の眼しかもたない事は確かだ。二年程前にも彼の住んでいた隣人が居なくなっている。その事から聞き出すほうが良いのか。

 そういえば一樹は、久し振りの再開をした日に、冗談交じりで俺に言った言葉が有る。『殺して食っちゃったよ』

 俺はその言葉を悪い冗談だと解釈したが、今考えれば彼が、ゆかりさんを殺した、と自供した事になる。その事から話を聞きだすのが良さそうだ。決意して二階に続く階段を登り、部屋のドアをノックする。すぐにドアが十五センチほど開けられ、その隙間から一樹の顔が見えた。

 その顔を見た瞬間に俺の頭には、ゆかりさんの事とはまったく違う疑問が浮かんで来た。

 前回会った時は一樹の顔は赤みかかった顔色をしていた。今、目の前に居る一樹の顔は昔の一樹の顔色、つまり色白に戻っていた。まだ、この前から一週間も経っていない。短い期間でこれほど色白に戻る物だろうか。それと彼の顔からは、自信にあふれた雰囲気が無くなっている。

 どちらかと言うと、おどおどした態度が顔に表れている。これも昔の一樹の顔付きだ。そして、その事を証明するような言葉を彼は言った。
「おはよう御座います、大友さん。どんな話でしょうか」

 どんな事を言えば良いのか一瞬詰まった。
「一樹。部屋に上がっても良いか」
「ええ、はい」

ドアを俺の身体が通れる

広島‐輸入自動車ショー|ハーレー編

赤いハーレーが渋い? 黄色のハーレードラッグタイプ?
フロントエンドからみるハーレー 最近のハーレーはこんなタイプが多い

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